フリーランスライター妖精社のブログ

薄くない本を出し、図鑑や美術書まみれの書斎を作る

ドラマ「ハヤブサ消防団」を見て毛皮のマリーの舞台を思い出した件

今期で一番好きなドラマはハヤブサ消防団です。

でも、明日は世界水泳でお休みですね。

正直なところ、興味のないスポーツで好きな番組がつぶれるのはかなり萎えます……。

 

さて、ハヤブサ消防団には麿赤兒さんが出演されていますが、麿赤兒さんを見ると舞台「毛皮のマリーを思い出します。

2019年だったと思いますが、美輪明宏さんの舞台「毛皮のマリー」を観に行きました。

もともと美輪明宏さんの舞台は好きでチケットが取れれば観に行っていたのです。

おそらく私の人生で美輪明宏さんの毛皮のマリーは2019年が最後になるかと思うのですが、この最後の舞台が本当に最高でした。

チケットの番号を見たときは「今回は結構前のほうでラッキー」くらいに思っていたのですが、いざ会場に入ってみると最前列のど真ん中!

もう本当にあれ以上はないと思います。

舞台が始まるとキャストが近い近い。

しかも、そのときの回では舞台上の麿赤兒さんからアドリブで話しかけられるという奇跡が。

最前列ということで本当に麿赤兒さんが近くで演じておられるのに感動して、瞼に焼き付けたろ!とガン見していたのですが、ふっと麿赤兒さんがこちらを見ました。

演技とは言え「目が合ったー!」と興奮していたら、麿赤兒さんがさらに「ねぇ」と話しかけてきたのです。

最初は会場全体に語り掛けるような演出なのだろうなと思っていたら、目が合ったまま「ねぇ、あんた。○○って女優知ってる?」とまさかのアドリブで話しかけてきたのですよ!

まさしくファーーーっ!?な状態。

ずっと麿赤兒さんと目が合っている状態だし、会場は笑っているし、私は私でわけがわからずにパニックになるし、そのときはかろうじて首を横に振るのが精一杯でした。

私の反応を見て、「そう、知らないの」と言うとそのまま演技に戻っておられましたが、もう本当にあのときもっときちんと反応ができていたらと思います。

あれは一生の思い出ですね。

舞台関連であの感動を超えることはもう一生ないかなと思っています。

麿赤兒さん、あのときフクロウのリュックを持って固まってたのは私ですよ!(笑)